特にテンプレートを用意していないせいで毎回ページの読み方が変わるコラムですが、
今回は主催のナイラーから年末のご挨拶をさせていただきます。
 すでにコラムの第0回でも書きましたが、2014年はBoundaryが(色的な意味で)大きく変化した年でした。
年初めに"Darkened Red"の全解禁を行った後、春〜秋口にかけてキャッチーな"Heavenly Orange"を展開しました。
そして11月にはニッチな特別篇"Solo Boundary"を公開し、
最後に12月から現行の"Evergreen Destruction"へのアップデートを行いました。
 今から見返すと、"Darkened Red"当時のデータはほとんどが拙く、少し恥ずかしくも感じます。
ですが、その基礎があるからこその今のBoundaryですし、
そういうものを残したまま十分隠せるようなクオリティに持っていくという目標もできました。
残念ながら"Heavenly Orange"のときはおろか今でもその域には達していませんが、
これからもまだまだ作りこんでいけたらと思います。
 少々ネガティブな話ですが、Boundaryでは意識的に収録ジャンルをばらしています。
ジャンルソートを実装してしまったからというのもありますが、個人的にジャンルが偏ってしまうと
あまり旧来のステマニパッケージとの差が出せないように感じたからです。
そういう意味でも、テーマカラーが変遷するごとに少しずつその幅を出して、
かつジャンル名に寄せた曲を用意できるようになってきたかなあ、と思っています。
 譜面に関しては…ごめんなさい、いまだ勉強中です。
主にギックリ腰が再発してから本家をプレイするのが怖くなってしまった影響で
「足が動く」ということを考えるのがかなり苦手になってしまいました。
一応方向キーにじゃんけんのチョキを突っ立てるという代案で製作をしているものの、
本来の足プレイより楽に考えてしまう部分や、逆に足プレイより難しいと取ってしまう部分は多々あるかと思います。
そのあたりは生暖かい目で見ていただけると幸いです。
 Boundaryは私一人でやってこそいますが、特に画像を素材から一人で用意するわけにはいかず、
更新のたびに合いそうなものを素材サイトから使用させていただいています。
高品質な画像を製作していらっしゃる不特定多数の皆様に、まとめてという形になりますが感謝を述べさせていただきます。
 また、Boundaryをプレイしてくださっている皆様には、思い付きで始めたようなこのパッケージを追いかけていただいて
本当にありがたいです。
途中ボスフォルダの問題で何度も修正を繰り返した時は申し訳ございませんでした。
 来年からはリアル事情がさらに悪化することが予想されますが、
どうにかBoundaryを完結までは導いてやろうとは思っています。
その時が来るまで、どうかご贔屓にお願いします。

☆おまけ
全く関係ない話ですが、Sound CanvasがiOS上で復刻されるそうです。
Boundaryのオリジナル曲は大部分がSC-D70で製作されているので、
とりあえず2曲ほどMIDIを配布することにします。アプリが配信されたら聴いてみてください。
ここからzipファイルをダウンロードした後、解凍して各ファイルを再生してください。
入っているのは画像の2曲です。